インターンシップに関する契約書
インターンシップに関する契約書のテキスト
インターンシップに関する契約書
〇〇〇〇株式会社（以下「甲」という）と〇〇〇〇大学〇〇〇〇学部（以下「乙」という）とは、乙がインターンシップによって下記記載の学生（以下「丙」という）を派遣し、甲がそれを受け入れることに関して、以下のとおり、覚書を締結する。
（インターンシップの目的）
第1条 インターンシップは、学生に対して、大学での学習と並行して、企業において所定の期間実習を体験してもらうことにより、大学の専門知識と企業現場の実践技術の密接な関連性を理解してもらうとともに、企業の現場に直接接してもらうことにより職業意識を高め、企業の社風等に早めに馴じんで、独創性と協調性に富んだ社会人の早期育成を図ることを、目的とするものである。
（インターンシップの対象及び期間）
第2条 インターンシップの対象となる実習生は、下記に記載された乙が指名した学生とする。なおインターンシップの期間等については、甲、乙、丙の三者で事前に調整を図って決めるものとする。
（事前の指導）
第3条 乙は丙に対して、甲における仕事の概要、ビジネスマナー、取引先との関係、守秘義務等の、社会人としての心得につき、事前に指導を行う。
（インターンシップの内容）
第4条 丙の配属先（実習場所）及び具体的な業務内容については、原則として甲が第１条に基づき、乙、丙に提示する。
（インターンシップ実施中及び通勤における事故等の扱い）
第5条 丙のインターンシップ実施中及び通勤における事故等については「実験実習調査保険（インターンシップ・教育実習・実験実習等）」、「〇〇〇〇大学〇〇〇〇学部学生見舞金制度」、「〇〇〇〇大学学生傷害及び死亡事故等に関する給付金」をもって、その補償に充てる。
（就業規則等の順守）
第6条 乙は丙に対して、甲の就業規則等を順守し、甲の監督、指導、助言等に従うように、あらかじめ指導しておく。
（機密保持義務）
第7条 乙は、丙がインターンシップ実施中に知り得た甲の機密を、甲の承諾なしに実習期間及び終了後に他者に漏洩しないように、丙に対してあらかじめ指導しておく。乙は、丙が秘密漏洩を行う等、インターンシップの継続を不可能ならしめる事態が生じた場合には、甲が該当する丙に対するインターンシップを中途で終了させることに同意する。
（個人情報保護）
第8条 甲及び乙は、丙が提出する自己紹介書等の個人情報を、インターンシップに関する目的以外には、使用しない。
（報告書の提出）
第9条 インターンシップの終了後、甲は乙に、丙に関する研修状況について、報告書を提出する。
（報酬及び経費の扱い）
第10条 甲はインターンシップを無償で実施し、丙に対して報酬は一切支払わない。交通費、食事代、宿泊費等の、インターンシップを受けるに当たって必要となる経費については、丙の負担とする。
（その他）
第11条 当覚書に記載のない事項及び覚書に疑義が生じた場合には、甲と乙が協議の上で定めるものとする。なお丙は、当覚書を基とした誓約書を、甲に提出するものとする。
上記を証するため、正本２通を作成し、甲と乙の双方が記名押印の上、各１通を保管する。
実習生（覚書中、「丙」と表記）
学籍番号 学生氏名 学籍番号 学生氏名
平成〇〇年〇〇月〇〇日
甲 〇〇〇〇株式会社
人事部長 〇〇〇〇
乙 〇〇〇〇大学〇〇〇〇学部
〇〇〇〇
