正社員雇用契約書(2)
正社員雇用契約書(2)のテキスト
雇用契約書（期間の定めのない契約）
株式会社○○（以下「甲」という。）と、○○（以下「乙」という。）は次の通り雇用契約を締結する。
第１条（採用）
甲は、乙を甲の正社員として平成○○年○月○日から、期間の定めなく雇用し、乙は本契約に定めるほか、甲の定める就業規則、その他の諸規程及び甲の指示を遵守して就業するものとする。
第２条（試用期間）
就業規則第○○条の定めに従い、就労開始の日から３か月間を試用期間とし、この期間中甲の社員として不適当と認められた場合、甲は乙の採用を取り消すことができる。また、乙の適格を判断するのに必要な場合、甲は試用期間を延長することができる。試用期間が満了した場合、乙は本採用されたものとし、試用期間の開始日から勤務年数を通算する。
第３条（就業場所）
乙の就業場所は甲の○○支店（○○県○○市○○町○－○－○）とする。
ただし、甲は業務上の必要に応じ、乙に対して他の場所での勤務を命じることができる。
第４条（業務内容）
乙は、甲の○○に所属し、○○を担当する。ただし、甲は業務上の必要に応じ、従業員の所属、担当業務あるいは職種の変更を命ずることができる。
第５条（出向・転籍）
甲は、業務上の必要に応じ、乙に対し出向又は転籍を命じることができる。
第６条（労働時間等）
乙の労働時間、休憩時間、時間外労働、休日、年次有給休暇、私傷病休暇、育児介護休暇、特別休暇、休職に関する事項は、就業規則の定めるところとする。
第７条（賃金）
１ 甲は乙に対して、月給として別紙に定める金額の賃金を支払う。
２ 賃金の支払い方法、賞与、諸手当その他事項は、就業規則に従う。
第８条（遵守事項）
１ 乙は、甲の規則、指示を遵守し、職場の秩序を維持し、業務効率の向上に努め、誠実にその職務を遂行しなければならない。
２ 乙は、甲の秘密事項を他に遺漏してはならず、本契約に基づく職務を遂行する目的以外に使用してはならない。本項に定める義務は本契約の終了後も存続する。
３ 乙は、甲から事前の承諾を得ることなく、他に雇用され、役員となり、あるいは自ら事業を営んではならない。
第９条（退職）
１ 乙は満○○歳に達した日の属する月の末日をもって退職とする。ただし、甲と労働組合が協定して定めた選定基準に従って、会社の継続雇用制度の対象となる場合がある。
２ 乙が退職を申し出て会社の承諾があった場合、または退職願を提出した場合は退職とする。
第１０条（雇用の終了）
１ 乙は退職や解雇など雇用の終了に際し、乙の指示に従って、円滑に業務を引き継ぐものとする。
２ 乙は雇用の終了に際し、甲から貸与された物品、甲に属する書類や資料、社員証、その他会社に返還すべきものについて遅滞なく会社に返還する。
本契約成立の証として、本書２通を作成し、甲乙各１通所持する。
事業主 ○○県○○市○○町○丁目○番○号
株式会社 A
代表取締役 ○○ ○○
労働者 ○○県○○市○○町○丁目○番○号
○○ ○○
