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紛争における和解契約書

紛争における和解契約書のテキスト

               和解契約書

 株式会社○○産業(以下「甲」という。)と株式会社△△システム(以下「乙」という。)とは、乙が甲から請負った甲の顧客管理・顧客動向分析等を行うシステム(以下「本件システム」という。)の開発に関する紛争(以下「本件紛争」という。)について、本日次の通り和解する。

第1条(瑕疵及び債務の承認)
1 乙は、甲に対し、乙が開発した本件システムに別紙記載の瑕疵が存在することを認める。
2 乙は、甲に対し、前項の瑕疵に関する損害賠償として、金○○○万円の支払い義務のあることを認める。

第2条(相殺)
 甲及び乙は、本件システムの開発費用金○○○○万円と前条第2項の損害賠償金とを、本日、対当額にて相殺することに合意し、甲は乙に対し残金△△△△万円を2017年○月○日までに乙の指定する銀行口座に振り込み支払う。なお、振込手数料は乙の負担とする。

第3条(清算条項)
1 甲は、本件システムの瑕疵について代品請求や瑕疵の修補を求めず、第1条の損害賠償金の支払いを除き、乙に対してその余の請求をしない。
2 甲乙は、本件紛争について、本書に記載した以外、何らの債権債務のないことを確認する。

第4条(秘密保持)
 甲乙は、当事者間の和解によって、本件紛争が円満に解決したのであるから、本書の内容を第三者に漏洩してはならない。

本契約締結の証として、本書2通を作成し、甲乙記名押印の上、各自1通を保有する。

(日付、記名押印)



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