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肖像権利用契約書

肖像権利用契約書のテキスト

       肖像権利用契約書


 株式会社A(以下「甲」という)と○○○○(以下「乙」という)は、甲が乙との間においてタレント専属契約をするにあたり、乙の肖像権につき、次のとおり契約(以下「本契約」という)を締結する。


(肖像権の特定)
第1条 本契約の有効期間中、乙が甲の指示にしたがって出演する、すべての、映画、演劇、音楽演奏会、テレビ、ビデオテープ、における乙の肖像を「本件肖像」とする。

(肖像権の利用)
第2条 1 乙は、甲が、本件肖像を、動画、映像、イラストレーション、グラフィックデザイン、芸術、宣伝、放送、印刷、その他のあらゆる用途の媒体について、利用、出版、編集、複写、脚色、修正、加工、変形、その他の一切の利用をすることに同意する。
2 乙は、甲が、本件肖像を含む、書籍、CD、DVD、その他一切の媒体を販売することに同意する。

(代金の支払い)
第3条 甲は乙に対して、本契約の有効期間における本件肖像権の利用の対価として、毎月○○日に前月○○日までに発生した分を、乙の指定する下記金融機関の口座に振り込みによって支払うものとする。ただし、振込手数料は、乙の負担とする。

(権利の不行使)
第4条 乙は、甲が作成した第2条の制作物に対して、本件肖像権および本件肖像権以外の権利に基づく、差止請求、損害賠償請求、その他一切の権利を行使しない。

(侵害対処への協力義務)
第5条 甲が作成した第2条の制作物について、第三者による権利侵害があった場合には、乙は甲に対し、合理的な範囲において権利侵害の排除のために協力しなければならない。

(契約の有効期間)
第6条 本件契約の有効期間は、契約締結の日から3年間とする。

(解除)
第7条 一方当事者が、本契約に定める義務に違反する場合、他方当事者は、違反当事者に対して、是正を求めることができる。
2 前項の是正を求められた当事者が、速やかに是正を行わない場合、是正を求めた当事者は、書面による通知をもって契約を解除することができる。
3 前項の場合で、是正を求めた当事者に損害が発生しているときは、是正を求められた当事者は、是正を求めた当事者に対し、損害を賠償すべき義務を負う。


(合意管轄)
第8条 甲および乙は、本契約に関し裁判上の紛争が生じたときは、○○地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意する。

本契約締結の証として、本書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ、各1通を保有する。

平成○○年○○月○○日

甲  ○○県○○市○○町○丁目○番○号
  株式会社 A
    代表取締役  ○○ ○○

乙  ○○県○○市○○町○丁目○番○号
          ○○ ○○

<親権者同意欄>
乙の上記契約の締結について同意します。

○○県○○市○○町○丁目○番○号
乙親権者    ○○ ○○

○○県○○市○○町○丁目○番○号
乙親権者    ○○ ○○


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